ブルドッグラインの原因の1つ「お肌の乾燥」
肌の乾燥が原因で、ブルドックラインは作られます。
肌が乾燥すると肌のバリア機能の低下が起きます。すると、肌を十分に守ることができなくなり、外的ダメージを受けやすくなる、水分が蒸発しやすい、といった状況が引き起こされるのです。
これにより、肌の内部のコラーゲンやヒアルロン酸といった肌のハリや弾力を支える美容成分が、紫外線の影響などで壊れやすくなります。その結果、ブルドックラインの原因となる、たるみやシワ、ほうれい線が引き起こされるのです。
乾燥が原因のブルドックライン対策としては、スキンケア用品での保湿が欠かせません。保湿力の高いヒアルロン酸などが配合された化粧水などを肌に与えましょう。
肌の角質層が十分にうるおうと、肌のバリア機能も正常に働き始めます。それにより、紫外線などの外的ダメージなどを受けにくくなり、肌の乾燥も防げます。
ブルドッグラインは「舌のたるみ」も原因!?
ほうれい線や顔のたるみを防ごうとして、保湿をおこなったり、顔の筋肉を動かす運動をしている人はいるかと思います。もちろん肌の乾燥はシワの原因となりますから、保湿はしっかりしなければいけません。
でも、もう一つあまり知られていないたるみの原因があります。
それは、「口の中のケア」です。
実は、鼻呼吸ができずに口呼吸をしている人は、口の中がとても乾いています。口呼吸をしているということは、口が常に開いているということです。
そうすると、口から体内の水分量が気化していってしまい、体の中から乾燥してしまうのです。
また、口を開けて口呼吸をしていると、自然と舌の筋肉も衰えていきます。舌の筋肉が衰えてしまうと、口角が下がり、頬のたるみや二重あごにつながります。
さらに、起きているときは鼻呼吸ができていても、寝ているときに口呼吸をしてしまっている人は要注意。口呼吸をしていて、舌が上あごや歯のどこにもくっついていないという人は、ブルドッグラインができやすいと思ってください。
鼻呼吸を意識しよう!
ブルドッグラインを防ぐためには、まず、口呼吸ではなく鼻呼吸をするように意識しましょう。口呼吸は、ブルドッグラインができやすくなるだけでなく、姿勢を悪くしたり、免疫力を低下させる原因にもなっています。
口を閉じて、舌が上あごに触れている状態が正しい舌の位置です。
舌を動かすストレッチを
舌の筋肉を鍛える簡単なストレッチがあります。
■ストレッチ方法の手順
1. 大きく口を開けて「あいうえお」と声を出しながら言い、口の周りの筋肉を動かします。
2. 口を開けたままできるだけ舌を前に出し、ぐるりと一周回します。
3. 舌が一番下にきたら、「べー」と思いっきり前に突き出しましょう。
これを1日30~50回ほどやるだけで、顎周りや顔のラインがかなりすっきりするでしょう。テレビを見ているときや、料理をしているときでもできるので簡単ですよね。
意識しないとなかなか動かさない部分ですから、毎日少しずつでも続けるようにしてみてくださいね。
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