大人ニキビを防ぐ夜はメイクオフから
1日を終え、帰宅したら一番にメイクを落とすようにしましょう。
疲れているからといってメイクを落とさずに眠ってしまうのが、お肌にとってもっともダメージになることです。
メイクを落とさない状態のお肌には、1日の間に蓄積された汚れや皮脂がたくさん付着しています。これをそのままにしてしまうと、皮脂をエサとして繁殖するニキビの原因菌「アクネ菌」が増え放題になってしまいます。
クレンジングでメイクをオフした後には、必ず洗顔料を使って洗顔するようにしてください。
一見きれいに見えるクレンジング後のお肌にも、洗い残しのクレンジングとメイクが残っています。洗顔をしないと、毛穴が詰まる原因になったり、クレンジング剤に含まれた油分がアクネ菌のエサになってしまいます。
乾燥はニキビ予防の大敵!必ず保湿を
メイクを落としたら次はスキンケアです。
洗顔後のお肌はとてもデリケートになっているので、そのまま放置してしまうと、あっという間に乾燥してしまいます。
お肌の乾燥は毛穴をふさぐ角質を、厚く硬いものにしてしまいます。毛穴が硬い角質でふさがれてしまうとその中でアクネ菌が繁殖し、大人ニキビが増える原因になるのです。
洗顔後のお肌にコットンを使わずに、化粧水を手のひらでなじませるようにしましょう。十分に水分を補った後は、クリームなどでお肌にフタをしてくださいね。
「朝シャン」より「夜シャン」? シャンプーとニキビの関係
シャンプーは一見ニキビと全く関係のないことのように思えますが、実はとても大事なことなのです。
1日を過ごしてきた髪の毛には当然汚れが付着し、頭皮には角質と皮脂が溜まっています。
これを夜のうちに洗い流さず、次の日の朝までそのままにしてしまうと、寝具に汚れや皮脂がついてしまいます。
寝具についた汚れや皮脂が、眠っている間にお肌に付着してニキビの原因になってしまうのです。
1日の汚れはその日のうちにすべて落とし、清潔な身体で次の日を迎えるようにしましょう。
十分な睡眠がニキビ知らずの肌への近道
睡眠不足におちいると、自律神経が乱れてホルモンバランスがくずれ、女性ホルモンが正常に分泌されなくなってしまいます。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、お肌の潤いを保つはたらきを持っているので、これが不足するとお肌が乾燥しやすくなってしまうのです。
しっかりと睡眠をとれば自律神経が整えられる上に、成長ホルモンの分泌も促進されます。
成長ホルモンにはお肌の代謝を促し、古い角質が蓄積するのを防ぐはたらきがあります。
枕には髪の毛やお肌のとりきれなかった汚れが付着しているので、ニキビ予防のためには毎日枕カバーを変えるのが理想的です。清潔な寝具で十分に睡眠をとるようにしてくださいね。
1日の終わりにこれらのことに気をつけて、ニキビ知らずのお肌を手に入れましょう!
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