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どうして? 「口周り」がカサカサ乾燥しやすい理由

口周りが乾燥しやすい3つの理由

口周りがカサカサしやすい理由には、主に次の3つがあります。

1.摩擦が多い
食事をした際に汚れた部分を拭いたり、クレンジングの時には落ちにくいリップをゴシゴシとこすって落としたり、口周りは他の部分に比べて摩擦や刺激が多い部分です。刺激を受けたお肌はその分バリア機能が低下し、角質層からうるおいが逃げやすくなってしまいます。

2.皮膚が薄い
口周りや目元など、よく動かすパーツの皮膚は薄く繊細です。少しの刺激でも傷つき、乾燥しやすい状態になっています。

3.保湿化粧品の塗り忘れが起きやすい
口元は凹凸が多く、保湿ジェルなどを塗る際に塗り忘れができやすい部分です。
さらに、せっかく十分に保湿ケアをしたとしても食事中などに拭き取られてしまう可能性もあり、保湿ケアがしっかりと行き届かない傾向にあります。

これらの理由を踏まえた上で丁寧な保湿ケアを行うことが、乾燥知らずの口元への近道になるのです。

カサカサ粉吹きとサヨナラ! 口周り保湿ケアポイント

どうして? 「口周り」がカサカサ乾燥しやすい理由

■口周りを刺激しない洗顔・クレンジングを心がける
洗顔やクレンジングの際はついお肌をゴシゴシと摩擦してしまいがちですが、なるべく指先に力を入れないように優しく行うことを心がけましょう。落ちにくいリップやアイメイクなどはポイントメイクリムーバーを使い、クレンジング剤を使う際もこすり落とすのではなく、メイクとしっかりなじませるような意識で落とすようにしてくださいね。

クレンジング剤を選ぶ時もなるべくお肌に優しいものを選ぶようにしましょう。オイルタイプなどの洗浄力の強いものは、お肌のバリア機能をキープするのに必要な皮脂をも取り除いてしまいます。ミルクタイプやジェルタイプなどの、刺激の少ないものをチョイスしてください。

■保湿化粧品は重ね塗り&こまめに塗りなおす
口周りの保湿をする際には、他のパーツよりも手厚いケアを心がけてください。
保湿ジェルなどを一通り顔に塗ったら、口周りだけ再度重ね塗りを。手のひらで優しく包み、お肌の奥にうるおいを閉じ込めるようなイメージで押さえるようになじませましょう。

食事の後などは保湿化粧品が取れて、刺激に対して無防備になってしまいます。こまめに塗りなおして常にお肌をうるおいに満ちた、刺激に負けない状態にしておくよう意識しましょうね。

■口周りを摩擦しない生活習慣を心がける
食事の後など、口元を拭う際には「押さえるように」拭くことを意識付けましょう。ゴシゴシと拭ってしまうとお肌を刺激し、肌荒れを喚起してしまいます。
また、口周りのお肌が荒れてしまっても自分で皮をはがすようなことは絶対にしないでください。無理に皮をはがしてしまうとお肌が炎症を起こし、痛みやかゆみの原因になってしまいます。

口周りの乾燥を防ぐためになによりも大切なのは、余計な刺激を与えないよう、優しくいたわるように保湿ケアをすることです。
以上のポイントを意識して、うるおいに満ちた魅力的な口元を手に入れましょう!


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