水、意識して飲んでいますか?水は体の60%以上を占めています。日頃から意識して水を飲み、皮膚の内部を潤すことが、美肌を手に入れる秘訣なのです。
正しい水分のとり方をご紹介します。
体を潤すのに向いている飲み物
肌を潤わせるために水分をとったほうがいいといっても、何を飲んでもいいというわけではありません。
コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲み物には利尿作用があるため、たくさん飲んでもそれ以上に排泄されてしまうので逆効果になってしまいます。
また、ジュースでは糖分、スープでは塩分の取りすぎです。
体を潤すためには、常温の水が一番いいでしょう。最近注目されている白湯もおすすめです。
1日に必要な水分量
一日に飲むお水の量の目安は1.5L~2Lと言われていますが、目安は人それぞれ異なるのをご存知ですか?
ご自身にあったお水の量は、自分の体重×0.04 で求めることができます。
お水を飲むタイミング
- 朝はコップ一杯の水を飲もう
人間は寝ている間に500mlもの汗をかくと言われています。
このため、朝起きた時の身体は水分不足になっています。
水分不足だと、血液ドロドロの状態になり、血栓などができやすくなるのです。
目が覚めたらまずコップ一杯の水を飲むようにしましょう。 - 食前30分前にお水を飲む
食事中でも、食後でもなく、1番良いタイミングは食前。
英国・バーミンガム大学のHelen Parretti氏が「食事の前にの水を飲むだけで、体重を落とす効果がある」ことを検証しています。バーミンガム大学のHelen Parretti氏は「この研究の素晴らしいところは、方法がシンプルであるということ。3度の食事の前にペットボトル1本の水を飲むだけで、体重を落とす効果がある」「これに運動量を増やす工夫や、健康的な食事のレシピを取り入れるなどすれば、さらに効果的に健康的に体重を落とせるでしょう」と述べている。
- 就寝前にお水を飲む
就寝前にお水を飲めば、夜中に目を覚ましたり、寝起きはすっきりしない、というトラブルを予防したりすることができます。
寝る前に水分を摂るとむくんでしまうのではないか?と不安になる人も多いですよね。
実は寝る直前ではなく、寝る30分前に飲むようにすれば次の日のむくみは気になりません。
一日分の水分を一気にとろうとすると体を冷やしたり、腎臓に負荷がかかったりします。
「喉が乾いたな」と思う一歩手前で水分をとるように習慣づけるといいですね。
水をしっかり飲むと、肌が潤う以外にも便秘が解消されたり、血液がサラサラになったりとうれしい効果が期待できます。
たくさん汗をかいたときや肌の乾燥が気になるときは少し多めに水を飲むなど、自分の体と相談しながら、無理のないように水分をとるようにしてくださいね。
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