合成界面活性剤配合のクレンジング剤はNG!
クレンジング剤はたくさん種類があります。
中でも一般的なのはオイルタイプのクレンジング剤。簡単にメイクが落とせるので愛用している人も多いと思いますが、簡単にメイクが落とせるということは洗浄力が強力だということです。オイルタイプやリキッドタイプなどのするっと落とせるクレンジング剤には、油と水をなじませてすっきりと洗い流すために、合成界面活性剤が大量に配合されているのです。
合成界面活性剤が含まれるクレンジング剤は、メイクだけでなく肌のうるおいに必要な皮脂まで落としてしまいます。たしかに洗い上がりはさっぱりしますが、乾燥肌の原因になってしまうのです。クレンジング剤を選ぶ時には成分表示に注目して、合成界面活性剤が入っていないものを選ぶようにしたいですね。
ゴシゴシこするのはNG!
アイメイクなど、なかなか落ちないメイクを落とすときについやってしまいがちなのがゴシゴシ洗い。
マスカラをしっかり塗っているからこすらないと落ちないのかもしれませんが、目の周りは特に皮膚が薄い部分。繊細な目元をこすり洗いすれば皮膚の負担となり、シワやたるみなど目元の老化につながります。
クレンジングに時間をかけすぎるのはNG!
オイルタイプではなくクリームタイプやローションタイプを使っていたとしても、クレンジング剤はメイクを落とすものですから肌への負担はそれなりに大きいです。
クレンジング剤が肌に長時間触れているということは、肌に刺激を与え続けているということ。ホットタオルでメイクを浮かせてからクレンジングするなど、できるだけ短い時間でメイクを落とせるように工夫しましょう。
洗顔料を泡立てないで洗顔するのはNG!
ファンデーションやアイシャドウなどの化粧品は、毛穴にまで入り込んでしまっています。毛穴の中の汚れまで落とすには、きめ細かい泡でなければ落としきれません。
石けんや洗顔フォームをきちんと泡立てずに洗顔すると、化粧品が肌に残ったままになっている可能性があります。これは肌荒れの原因になってしまいます。
また、洗顔料についても、合成界面活性剤の入っているものは肌に必要なうるおいを落としてしまう危険があります。洗顔には純石けんを使うことをおすすめします。
当たり前だと思っていたクレンジング方法が、実は間違いだったとしたらこわいですよね。きちんとメイクを落としているつもりなのに肌荒れが治らないとしたら、クレンジング方法が原因かもしれません。今回紹介した内容を参考に、一度自クレンジングのやり方を見直してみてくださいね。
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