余分な皮脂や汚れをキレイに洗い流し、お肌をまっさらな状態に戻す洗顔はスキンケアの基本です。
ほうれい線をはじめとするシワやたるみをケアしようと思うとどうしても保湿ケアやマッサージなどにばかり注目してしまいますが、実は何よりも重要なのが洗顔なのです。
ほうれい線ケアに効果的な洗顔テクニックをご紹介します!
洗顔テクニック1: 朝は洗顔料を使わない
洗顔は基本的に1日に朝晩の2回行うわけですが、その両方を洗顔料を使って行うと顔の皮脂を落としすぎてしまうことになります。お肌の乾燥はシワ予防にとって大敵です。
夜はお肌に残ったクレンジング剤や外気に触れて付着した汚れなどをしっかりと落とす必要がありますが、朝は就寝中に出た余分な皮脂を落とす程度でOK。ぬるま湯を使い、数回優しく洗い流すようにしましょう。
洗顔テクニック2:夜洗顔の前は蒸しタオルで毛穴を広げる
夜の洗顔の前には蒸しタオルを使い、お肌を温めてから洗うようにしましょう。温めることでお肌の毛穴が広がるため、毛穴の汚れをしっかり落とすとともに洗顔後のスキンケアの浸透率をアップさせることができるのです。
水で濡らして固く絞ったタオルを、ラップで包んで500ワットの電子レンジで約1分程度温めます。手で触って気持ちいいと感じる程度に温まったタオルを、30秒ほど顔にのせるようにしてくださいね。
洗顔テクニック3:洗顔料はよく泡立てて使う
基本的なことですが、洗顔料は十分に泡立てて使うようにしましょう。
洗顔料をよく泡立てずに、ゴシゴシとお肌をこすって洗ってしまうと角質を傷つけることになります。乾燥肌を引き起こし、さらに摩擦によるシワの原因にもなってしまいます。
たっぷりの泡で顔を包み込むようなイメージで、皮脂の多いTゾーンから洗うようにしてください。
洗顔テクニック4:下から上へ洗う
ほうれい線は頬のたるみによってできるものです。上から下へ洗顔を行うと、圧力が上から下にかかることになるため、どんなに優しく洗っていたとしてもたるみの原因になる可能性があります。下から上へ向かうように洗って、たるみを防ぎましょう。
さらに、私たちの顔の毛穴はほとんどが斜め下を向いています。下から上へ洗うことで毛穴の中まで洗顔料が行き渡るため、よりしっかりと汚れを取ることができるのです。
洗顔テクニック5:顔を拭くときは絶対にこすらない
すすぎ残しがないように20回以上かけて十分にすすいだら、お肌にタオルを当てるようにそっと水分を拭ってください。
洗顔後のお肌はとても敏感です。せっかく洗顔に気を遣っても拭く時に摩擦してしまっては、シワやたるみの原因となってしまいます。
決してタオルで顔をゴシゴシとこすったりせず、最後まで優しく行うようにしましょう。
洗顔後にはできるだけ早く保湿ケアを行い、お肌の乾燥を徹底して防ぐことも大切になります。
毎日のことなのでついついおろそかになってしまいがちですが、正しい方法を取らなければダメージをお肌に蓄積させることになってしまうのです。
日頃の心がけが、若々しいお肌をいつまでも保つために何よりも大切なことなのですね。
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